映画「フリー・ガイ」の感想(ネタバレ有)
映画「デッドプール」で人気が爆発したライアン・レイノルズ主演のSF映画。
~あらすじ~
毎日同じ生活を繰り返す銀行員のガイは眼鏡族(サングラス)というなんでもできる人たちに囲まれながら生活を送っていた。
ある日ガイはサングラスをしている女性を目にし、理想の女性と一目ぼれ。
そこから彼の生活は変化し始める。
ネタバレ
彼が暮らしていると思っている世界はオンラインゲームの世界であり、彼は銀行員のキャラクターを演じているNPC※(ノンプレイヤーキャラクター)だった。
※村人Aみたいな。
眼鏡族の人物はゲームを遊んでいるプレイヤーで、本来自我が存在しないNPCであるガイが人工知能AIを持ち、現実世界のプレイヤーが操作しているキャラに好意をっ持ってしまい、プログラムされたこと以上の動作・感情が可能になるというもの。
ゲームは”グランドセフトオートONLINE”をご存じならそれを想像してもらえるとわかりやすいかと。プレイヤーが物を壊したり、車を盗んで暴走したり、銀行強盗したりといった感じです。
映画の中のゲームは「フリーシティ」というものなのですが、基礎になっている部分は作中に出てくるプログラマーのキーズとミリーによって作られたものであり、ゲームの運営会社「スナミ・スタジオ」に登用されていました。
キーズとミリーは世界初のAIが生まれたことを喜びますが、運営会社はそれを良しとせず、色んな手段を使ってガイを消そうとします。
最終的にはキーズとミリーが作った基礎の部分にガイが辿り着き、運営会社は盗用の責任を負うことになり、ガイとNPC達は皆、感情を持って楽しい生活を送るという結末になります。
この映画の特徴として、ゲーム内に色んなオマージュが散りばめられています。
ディズニー資本の映画なので、マーベルのあのキャラや、あの光る剣も登場します。
その他にも私が気が付いていないものがかなり沢山あるようです。
続編もあるようなので、期待大です。
テレビゲームに全く触れたことのない方には少し前知識が必要ですが、ゲーム好きには楽しめる作品だと思います。